2007年02月06日

キウイ・フォークの源流。


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前回紹介した「Eric Bogle」が移民としてオーストラリアにやってきたのが'69年。その同じ年に英国からやってきたSSWの「Martin Curtis」。'75年にはニュージーランドに移り住み、小さな運送会社を営む傍らフォーク・フェスティバル「Cardrona Folk Festival」(毎年10月に開催されている)を主催するなどフォーキーとして本格的な活動を始めている。そんな彼の'83年のデビュー作。大好きな曲「Eric Bogle」作の"Now I'm Easy (A-2)"をカヴァーしているだけでも個人的には二重丸。さらに、アメリカの「Gordon Bok」をはじめ多くのフォーキーたちがカヴァーしている自作のアルバム・タイトル曲"Gin & Raspberry (A-1)"、ニュージーランドを代表するSSW「Paul Metsers」作の"Farewell to the Gold (B-2)"の旋律の美しいこと。A・ギターの弾き語りに物悲し気なフルートの音色。どこまでも澄み切ったマーティンの歌声に「Priscilla Herdman」のハーモニーがそっと寄り添う。この3曲を聴くだけでも納得の三重丸、個人的嗜好を充分に満足させてくれる作品である。自身の奏でるA・ギターにマンドリン。フィドル、アコーディオン、マウスハープ、 ティン・ホイッスルなどのサポートがつく。かつて、英国の流刑植民地としてオーストラリアへの移民が始まった。1901年に英国から独立した後も、移民者数が最も多い国がその英国からである。オセアニア地域のSSWたちの音楽の源流を辿れば英国のトラッドやブリティシュ・フォークに行き着くのかも知れない。---

Martin Curtis Official Site
posted by beck at 19:35| Comment(0) | 音楽(NZ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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