2009年04月04日

ロンより証拠


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カウボーイハットに蛇革のウェスタンブーツ、ベタなカントリーファッションに身を包んだクリスチャン系SSW『James Isaac Elliott』。ジャケットの印象からは、これまたベタなカントリーが聴こえてきそうで手を出さないのが常だが、レーベルが「Airborn」で共同プロデュースが「Ron Moore」とくれば話は別。-- ジェームス氏も曲をかいているが、主に歌詞をかき録音にも参加している「Scott Roley」がメロディをつけた楽曲が多い。ペダル・スティール入りの"Good Mornin' Lord (A-1)"とフィドルも加わった"Coal Miner's Song (A-2)"、オープニングから続く2曲はジャケットのイメージ通りの爽やかカントリーロック。この作品一番の楽曲、ドラムスの刻むゆったりとしたリズムにのせて歌われる美しいフォークバラード"Like A Cactus In The Deaert (A-3)"の3曲目あたりから、その先入観は覆される。フィドルの物悲し気な音色が切なさを煽る"Anthem For American Refugees (A-4)"。言葉の語尾を無造作に放り投げるディラン風唱法のフォークロック"Please Don't Laugh (A-5)"。バンジョー入りの陽気なヒルビリー・ナンバー"Hillbilly Music (B-1)"。A・ギターの乾いたカッティングにハーモニカ&バンジョーが入る"Twelve Thousand (B-3)"。ハーモニカ&A・ギターの弾き語り曲"Trust In The Lord (B-4)"などなど。聴き進んでいくにつれ、カントリー色は薄れフォーク色が濃くなってくる。ジェームス氏の音楽的立ち位置はカントリーながらも、B・ディランやニール・ヤング等に影響を受けたフォーク畑の人なのかも知れない。-- 楽曲を共作している「Scott Roley」も「Ron Moore」のプロデュース作品を残している。まだ未聴の「Ron Moore」プロデュース作品は数多くあるだろうが、個人的嗜好を満たしてくれる音楽が聴こえてくるのは間違いなさそうだ。---
posted by beck at 10:30| Comment(0) | 音楽(US) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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