2009年02月09日

ロンより唱歌


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レーベル固有のものでもないだろうが、カリフォルニアのクリスチャン系SSW『Ron Griffen』も、紹介済みの「Bob Hurd」と同じ音楽スタイルを持っている人だ。「F.E.L. Publications」からのリリース、A・ギターにフルートを多用したフォークゴスペル・サウンド、16人編成のコーラス隊に主役であるロン氏の存在が霞んでしまうなど、「Bob Hurd」と共通しているところは多い。-- 全11曲、オリジナル。表題曲の"Walk Across The Water (A-1)"、"God's Love Is You (A-2)"、"Free To Live (A-3)"、"Come, Follow Me (B-1)"、"Sing To The Lord (B-3)"など、ほんの一部でロン氏のリードVoが聴けるものの、ほとんどの楽曲で"合唱曲"としての表現方をとっている。宗教の教えの下に、意を共有する若者たちが集まり一緒に歌を歌うという一体感。「さあ、皆も神のもと僕等と一緒に歌おう!」、これがゴスペル音楽の主目的とするならば、クリスチャン系SSWにとって"合唱曲"は極自然は表現スタイルに違いない。もっと、主役としてのロン氏の歌声を聴きたいとか、リードVoとコーラスの棲み分けがあったらなどと、純粋にSSW作品として聴きたいと思うのは聴き手の勝手な言い分なのだろう。フルートのリードが入るA・ギターの弾き語り曲"Wings To Fly (A-4)"、A・ギター&ハーモニカのディラン・スタイルで聴かせる"Today I Give My Life To You (B-2)"、ピアノの弾き語りで聴かせるキャチーなメロのバラード"Sweet Mary (B-5)"、そして、エンディングで聴かせるA・ギターの弾き語り曲"I Thnak The Lord (B-6)"。フォーキー然としたロン氏の素敵な個としての姿を見せられると、もっとこんなスタイルで他の楽曲も聴けたらと思ってしまう。これも、聴き手の勝手な願いに違いないが、これも又、クリスチャン系作品で多々感じるジレンマだ。-- 「Ron Griffen」には、他にも作品があるのを確認している。それらが、"合唱曲"として表現されているのか、パーソナルなSSW然とした姿を見せてくれるのか、気になるところでもある。---
posted by beck at 10:09| Comment(0) | 音楽(US) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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